私たちは無意識のうちに自分が経験したことから「普通」「いつもこうしている」「皆そうしている」と上手にパターンを見つけて思い込んでいます。
深く考えなくてもすぐに行動できるような脳の仕組みなのです。
それで、困ることがなければ同じ考え方を続けていきます。
脳は省エネの自動運転が大好きなのですね。
私たちは不快な出来事を体験したときに、原因を探すことがよくあります。
例えば「朝ご飯を食べていかないと、お腹が空く」といったように、
「お腹が空く」ことが不快に思うなら、それを経験しないように、
「朝ご飯を食べていかなければならない」と自分の行動につながるように思い込みます。
不快な出来事から自分の身を守ろうとするのです。
自分の経験だけでなく、他人が悲しい、苦しい等ネガティブな経験をしている状況を見聞きした場合でも、
同じような「思い込み」をすることがあります。
テレビで芸能人が批判されているシーン、悲しいストーリーの本、人が話している陰口・・・。
「~すべき」「~すべきではない」と思い込むことは自分の身を守るための働きをします。
しかし、その思い込みがすでに必要ではない状況になっても、
上書きされなければそのまま残ることになります。
時として、自分を守ってくれているはずの思い込みが生きづらさにつながっていることがあります。
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